Love letter 

あのひとは、知らない。

桜が咲いた風景を
誰より一番に見せたいと思うのは
あなただということを。

眠れない夜に思うのは
明け方近くまで
電話で交わした言葉の数々だということを。

遠く離れたあなたの街の天気予報が流れるたび
続く空を見上げ
“今日も元気に過ごせていますように”と
そっと、祈っていることを。

あのひとは、きっと知らない。

でも、それでもいい。
この想いが伝わらなくても。
例え、伝える術を失っても。

想いは変わらずここにあると
今の私が教えてくれているから。

私自身でさえ疑っていた
“変わらない想い”
もう一度、信じられそうな気がしている。

夢を見ていいですか 

もういちど
夢を見ていいですか

傷つくのはいやなのに
叶わないと知っているのに
それでも求めてしまう
どうしようもない心
私自身の手にも負えない私の心

諦めるために
手放すために
現実を思い知るために

もういちど
夢を見ていいですか・・・

願い続ければ きっと 

見つめるのは
高い空

届かないと知りながら
あの空に恋焦がれる
いつか
やさしく抱かれることを夢に見る

耳を澄ますのは
風の音

手に入らないと知りながら
あの風とともに在りたいと願う
いつか
一緒に駆ける姿を夢に見る

願い続ければ
夢は現実(ほんとう)になる

諦めない逞しさを
願い続ける力強さを
僕は
きっと手にする

そして
いつの日にか きっと
空に抱かれ
風と一緒に駆けてゆく

いまだけ 

嘘でいいから
幻でいいから

一瞬でいいから
何も残らなくていいから

いつか目覚める夢でいいから
必ず溶ける魔法でいいから

いまだけ
髪を撫でて
いまだけ
好きだと言って
いまだけ
抱きしめて
呼吸がとまるほど
強く抱きしめて

いまだけ
いまだけでいいから・・・

夢 

全部
夢ならいい

あなたに出逢ったことも
交わした約束も
夢なら諦められる
最初からなかったものにできる

全部
消えてしまえばいい

やさしい笑顔も
変わらない言葉も
なにもかも消えてくれたら
想いは育たない

なのに
流れる曲が
夢じゃないと私に言う
簡単には消えないと私に言う

だから
夢にしないで
あなたのその腕で
消えない真実にして